General dentistry 一般診療

痛みの少ない治療

痛みを和らげて“待つ”

まず患者さんに痛みを和らげる処置を行い、しっかりと検査・診断を行ったうえで最適な治療を施しています。痛いから神経を抜くというのは、一時的な治療にすぎません。

また、痛みの原因によっては神経を抜かなくても完治する場合もあるのです。痛みの原因をきちんと見極めるため、和田歯科医院では、虫歯で来院した患者さんに対して、応急処置行い、痛みが和らいだところでじっくりと診断します。

中には単に虫歯というわけではなく、歯の周りの歯周炎も原因となっているケースも多いのです。こうした患者さんに対して一般的な虫歯治療を行っても、完全に痛みを消し去ることにはならないのです。

神経のない歯は枯れ木と同じ

たしかに虫歯で神経を取らざるを得ないケースもありますが、残せるものなら残しておくべきです。神経のない歯は“枯れ木”と似ています。痛みを抑えるためだからといってすぐに神経を抜いてしまっては、歯そのものがもろく、折れやすくなってしまいます。
和田歯科医院では、20年以上前からこの治療法を導入しており、最近では歯科用CTを痛みの診断に活用し、患者さんの歯を末長く持たせることを第一と考えております。

3Mix-MP法(スリーミックスエムピー法)とは?

当医院ではできるだけ歯の神経を抜かないために、3Mix-MP法(スリーミックスエムピー法)を導入しております。この治療法は病巣を3種類の抗菌剤を使用して無菌化するものです。

歯の生きる力を活性させることで、組織修復を促します。なるべく歯の神経を抜かずに残す歯内治療として、たいへん革命的な治療法です。

従来の虫歯治療はまず悪い部分を削りとる方法です。神経が残っている状態で、歯に細菌さえいなくなれば、虫歯部分は、復元(再石灰化)することもあります。つまり、3Mix-MP法は人体の自然治癒力で虫歯を治して行く方法といえます。保険適用外ではありますが、薬剤費はとても安価です。

また、治療が短期間(基本的に1回)のため、費用的には何度も通う必要がある通常の虫歯治療と同じ程度になります。是非お気軽にご相談ください。

できるだけ神経を残す治療

神経を抜いてしまった歯は非常に折れやすくなってしまいます。
よく噛めた歯は特に負担が大きくなります。木に例えると生木から“枯れ木”と良く似ています。枯れ木はもろく折れやすくなってしまうのです。
歯の神経を取ると、とりあえず歯の痛みからは開放されるのですが、再感染を起こすと根の先に膿を持ったりし、歯が折れやすくなります。
ですから、歯を長く持たせるには神経をとらないことが1番なのです。

レーザー治療

当院では患者さんにやさしい最先端のハードレーザー治療を行っております。

  • 1回のハードレーザー治療は、短時間で終わります。
  • 症状によっては少々の麻酔をかけて治療します。
  • ハードレーザー治療なら、出血も殆どなく、傷痕も残りにくいほか治りも早くなり、治療後の痛みも殆どありません。

ハードレーザーを使用した治療例

虫歯 ハードレーザーで歯の中を殺菌・消毒し、更に虫歯の程度によってはレーザーのみで虫歯を除去できます。治療後の痛みを和らげることもできます。
歯周病 歯周病を治療中の患者さんでも、レーザー治療を併用することで治りが早くなります。ハードレーザーで歯肉を切って膿を出すと共に殺菌効果によって治りを早くします。
歯周病 ハードレーザーで痛みやしみることを防ぎ、同時に歯の神経を保護します。レーザー治療はその他様々な歯科治療に応用されています。

無針注射(シリジェット)

無針注射器(シリジェット)は針を使用せずに麻酔が行える注射器です。患者様から針を刺す痛みと恐怖感を取り除いてくれます。高圧力のジェット噴射で麻酔薬を浸透させる麻酔法です。

Oリングテストとは?
― 材料の適合を調べる ―

以前虫歯の治療に来られた患者様にある材料を詰めたのです。その直後、患者様が涙を流しながら「歯が痛い」と訴えられました。もしかして、詰めた材料が患者様に合わないのではという思いが浮かびました。そこで使用した材料を“Oリングテスト”で調べました。判定はやはり”不適合”でした。

更に様々な材料を調べ、患者様に適合した材料を見つけ歯に詰めたところ、即座に痛みがとれ患者様にも笑顔が戻りました。こういう経験から可能な限り材料のテストをしています。特に深い虫歯の治療には重要となります。深い虫歯の治療の際は麻酔をして治療することが多いので、適合していない材料を用いても麻酔が効いている間はわかりません。

麻酔が醒めると、さあ大変です。想像したくもありません。痛みは相当なものだと予想します。特にアレルギーのある方は材料を調べておかないと、大変なことになります。

O-リングテストのしくみ

人間の体には、自分に今必要なもの、体にいいものを察知する能力が備わっています。一番簡単な方法は、「O-リングテスト」です。これは、大村恵昭博士が考案し、1993年にアメリカで特許を取得した方法で、キネオロジー(運動生理学)の原理を応用したものです。

筋肉には自分の体にいいものに触れると力が強くなり、悪いものに触れると力が弱くなる性質があります。この「O-リングテスト」をもっと簡単に使いやすくしたのが、私の長年利用している「船井式指テスト」です。二人でペアになり、一人が利き手と逆の手にテストしたい食品を持ち、利き手の親指と人差し指の先をくっつけて、思い切り力を入れます。丁度親指と人差し指で、三角形を作る要領です。

もう一人は指の間に出来た空間に左右の人差し指を入れて、外側に引っ張って指先を離そうとします。このときに簡単に外れるようだったら、テストしたいもの(利き手と逆の手に持った食品など)が筋肉の力を弱めているので、体によくないものだとわかります。反対に、指先が離れないようなら、持った食品などが筋肉の力を強くしているので、体にいいもの、いま必要としているものと考えてもそんなに間違いはないでしょう。

―「幸せ」の基本 船井幸雄著作より一部抜粋―

Periodontal disease 歯周病

歯周病とは

歯周病とは、歯と歯茎の間にから入った細菌(歯垢・歯石等)が、歯肉に炎症を引き起こし、さらに歯肉の中にある歯槽骨(歯を支えている骨)を溶かしてしまう、これが歯周病(歯槽膿漏)という歯ぐきの病気です。
歯槽膿漏を含む歯ぐきの病気は、世界で一番広まっており、世界人口の約70%が何らかの歯ぐきの病気に侵されています。
さらに約9億人の人々が深刻な歯槽膿漏に悩まされています。

歯周病と思われる症状

  • 「息がくさい」とよくいわれる
  • 軽く歯ブラシをしたり、硬いものを食べたときに出血する。
  • 何度か歯ぐきが腫れたことがある。
  • 食べ物が歯にはさまりやすくなった。
  • 自然に歯がぐらぐらと動き出す。
  • 歯が移動して位置が変わる(矯正治療中などは除く)
  • 歯の根の部分が露出しては全体が長くなったように見える。
  • 朝起きたとき、口の中がねばねばする。
  • 歯ぐきがかゆくなったり、痛むことがよくある。
  • 歯が浮いた感じがする。

※上記の項目が1つでも当てはまる場合、歯周病の疑いがあります。
入念な口の中のケアに取り組んでください。また、歯周病治療を行っております。当院スタッフにお気軽にご相談ください。

歯周病になるとどうなる?

歯がなくなるだけでなく、糖尿病・感染性心内膜炎・心臓血管疾患・骨粗鬆症・肺炎・低体重児早産等の病気にかかり易くなります。また、痴呆症が進行しやすくなり、運動能力も著しく低下します。歯周病の脅威は、口の中だけに留まりません。

歯周病の自覚症状

歯周病の初期の段階では歯を磨く時に血が出たり、歯茎がムズムズするといった症状しかありません。
しかし、さらに進行すると歯がグラグラしてきたり、歯並びが悪くなってきたりします。ほとんどの人は、この段階になってようやく気が付きますが、ここまで症状が進行すると手遅れになるケースが大部分です。違和感を感じたらできるだけ早く診察に来てください。

歯周病治療

「歯周病は治らないの?」と思われて、あきらめられている方も多いのではないでしょうか?確かに症状が進行しすぎると抜歯するしかないケースもでてきます。ですが歯槽膿漏も適切な診断と治療をすれば、かなりお口の状態をよくすることが可能なのです。無理だとあきらめずに、治療を続けることが大切です。

  • 軽度の歯周病治療の場合
    徹底したブラッシング(歯みがき)、スケーリング(歯石取り)を行います。また歯周病は細菌感染なので、その細菌を検査して調べます。そして歯周病原因菌にあった抗生剤を投与します。
  • 中程度・重度の歯周病治療の場合
    むし歯の治療、ブラッシング・スケーリングを行い抗生剤を投与します。また場合によっては外科手術を行い膿を外に出し、患部を切除することもあります。

歯周病のメカニズム①~歯垢と歯石

歯周病の原因は「細菌」です。

歯周病とは写真のような細菌が引きおこす病気。「歯垢(プラーク)」は細菌のかたまりです。歯垢はやがて「歯石」となり最近の格好のすみかとなります。こうした細菌を減らしたり、細菌が増えにくい環境をつくることが歯周病治療の基本です。

  • 歯垢(プラーク)はただの食べかすではありません。
    歯の表面についている、黄白色でねばねばしたものが歯垢です。プラークとも呼ばれます。ただの食べかすだと思われがちですが、実際は細菌のかたまりです。わずか1mgの歯垢に数十億もの細菌がいると言われています。この細菌が、むし歯はもちろん、歯周病の原因になります。ブラッシングによって歯垢をとることがむし歯・歯周病予防の基本とされるのはこのためです。
  • 歯石は細菌の格好のすみかです。
    歯垢がたまったままの状態にしていると、やがて細菌は唾液の中のカルシウム成分などと混ざり、歯石となります。歯石は表面がでこぼこしており、さらなる歯垢や食べかすがそこにたまりますので、細菌が繁殖するのには格好の環境となります。また、歯石は想像以上に硬いもので歯磨きでは除去できません。そのため、歯石ができてしまうと、一気に歯の周りの細菌が増えていきます。

歯周病のメカニズム②~歯肉炎と歯周病

歯周病は「歯肉炎」→「歯周炎」と進んでいき、最終的に歯が抜けてしまいます。

歯は図のように「歯槽骨(しそうこつ)」と呼ばれる骨に支えられており、その周りをやわらかい「歯肉」がおおっています。

  • 歯肉炎(しにくえん)とは?
    歯石ができると細菌がどんどん繁殖しますが、やがて最近は毒素を出して歯肉を侵しはじめます。すると、歯肉が炎症をおこし、赤くなったり腫れぼったくなったりします。これが「歯肉炎」です。
    「歯肉炎」は歯周病の初期段階にあらわれる症状ですが、自覚症状が少ない場合が多く、気付かずに放置しておくと、やがて「歯周炎(ししゅうえん)」へと進行していきます。
  • 歯周炎(ししゅうえん)とは?
    歯肉が炎症をおこすと、歯から歯肉がはがれていき、その中にさらに細菌が入り込んで、歯の根の方へとどんどん進行していきます。
    そしてやがては歯を支える骨である「歯槽骨(しそうこつ)」まで到達し、これを溶かしはじめます。これが「歯周炎」です。歯周炎が進行していくと、最終的に歯が抜け落ちてしまいます。

歯周病による骨吸収

歯周病で歯槽骨が溶ける!

歯は右の図のように「歯槽骨(しそうこつ)」と呼ばれる骨で支えられています。
この「歯槽骨」がさまざまな理由で溶けてしまう事があり、放っておくといずれ歯が抜けてしまうことになります。このように「歯槽骨」が溶けることを「骨吸収」といいます。その代表的な原因が「歯周病」です。

  • 歯周病菌が歯槽骨を溶かす!!
    皆さんもよくご存じのプラーク(歯垢)、これはただの食べかすではなく実は左の写真のような最近の塊です。
    わずか1ミリグラム(1グラムの1000分の1)のプラークには、10億もの細菌がいると言われています。実は、この細菌こそが歯周病の原因であり、下図のように、自覚症状がないまま少しずつ歯槽骨を溶かしていきます。
  • 歯槽骨が溶けると歯が長くなる!?
    歯槽骨が溶けてくると、図のように周りの歯肉もだんだん減っていきます。すると写真のようにまるで歯が伸びたように見えてしまいます。
  • プラークコントロールと歯石取りを!!
    歯周病が進行してしまい歯が溶けてしまうと、元に戻ることはありません。進行を食い止めるため、そして歯周病予防のためには、歯磨きでプラーク(歯垢)をしっかり取り除き、さらに最近の住みかである「歯石」をしっかり取り除くことが重要です。

生活習慣と歯周病

歯周病は生活習慣病です。つまり、毎日の生活が歯周病に大きく影響しており、歯周病にかかりやすくなったり進行を早めたりします。毎日の生活習慣の改善は、歯周病のケアにとってとても大切です。

①食生活を改善しよう

歯周病の原因となる歯周病菌は糖分によってどんどん増殖していきます。糖分のとり過ぎは肥満だけでなく、歯周病のリスクも増大させます。また、間食のしすぎはむし歯の原因にもなるので注意が必要です。 また、歯周病は糖尿病の進行と深くかかわっています。普段から高カロリー、高脂肪、塩分過多な食事を控えるよう、注意しましょう。特に歯周病にはこれが良い!という食事はありません。ビタミン、カルシウム、タンパク質鉄分などを含んだバランスのよい食事を心がけましょう。

②喫煙を控えよう

喫煙の影響は、歯周病にも深く及びます。喫煙者が歯周病になる確率は2倍~6倍にも及ぶという統計結果も出ているほど。しかも、一度歯周病になってしまうと、喫煙者は進行が早く、さらに治療をしても治りにくくなります。歯周病をはじめ、あらゆる健康面に悪影響を与えますので、喫煙はできるだけ控えましょう。

③ストレス・睡眠不足

歯周病の原因は細菌によるものです。つまり、体の抵抗力が下がってしまうと、歯周病菌が繁殖してしまいます。ストレスや睡眠不足は、体の抵抗力を奪ってしまうので、結果的に歯周病にもなりやすく、また、治りも悪くなってしまいます。規則正しく、ストレスの少ない生活を心がけましょう。

歯周病と全身疾患

口の中の細菌は、からだ全体にいきわたる。
歯周病は細菌が引きおこす歯ぐきの病気。その細菌の数は1ミリグラム(1グラムの1000分の1)のプラークの中に10億以上いるといわれています。この際きっはお口の中だけでなく、血管、気管などを経由して体全体に影響を及ぼします。

歯周病が引きおこす様々な全身の病気

①心疾患の原因になる

歯周病になると、歯茎が炎症を起こし、ただれた状態になります。ここから口の中の細菌が入り込み、血流にのって心臓まで運ばれ、心臓の病気を引き起こします。特に、細菌性心内膜炎はほとんどがお口の細菌であるいわれています。また、動脈硬化を進行させることもわかってきています。

②糖尿病が進行する

糖尿病になると歯周病になりやすいことは、以前より分かっていましたが、最近の研究により、反対に、歯周病になると糖尿病が進行しやすくなるという結果も出ています。糖尿病にかかっている方は、歯周病にも十分な注意が必要です。

③早産・低体重児の原因になる

歯周病になると早産や低体重児出産のリスクが高くなるといわれています。これは歯周病により歯ぐきが炎症を起こし、この「炎症物質」の中に子宮の収縮を促す物質が含まれているからだと考えられています。また、反対に妊娠すると歯周病が進行しやすいこともわかっています。妊娠中の方は歯周病への注意が必要です。

④肺炎の原因になる

お取りより多くが「誤嚥性肺炎」という病気で命をなくされています。これは口の中の細菌が気管から肺へと入ることが原因です。食事の際に誤って気管に入ってしまうケースばかりでなく、知らないうちに、だ液などが少しずつ肺へと入り肺炎を引き起こします。歯周病になると口の中の細菌が増えるため、こうした肺炎のリスクがとても高くなります。

かみ合わせ

かみ合わせ不良は、口だけでなく体全体に影響を及ぼします!
下あごは筋肉だけで頭蓋骨(頭蓋骨)とつながっています。つまり、宙吊りの状態です。かみ合わせが悪いと、あごを吊っている筋肉に無理な力がかかりバランスが崩れます。すると、顎だけでなく、頭蓋骨にも歪みが生じ、さらに頭蓋骨から首、肩、腰へと、最終的には全身のバランスが崩れてしまいます。消化器官に影響することも!
また、かみ合わせが悪いとしっかり噛めないため、むし歯、歯周病になりやすいだけでなく、消化器官にまで影響を及ぼします。

かみ合わせ不良による様々な症状

ただし、必ずしもかみ合わせが原因でない場合もありますので、慎重な判断が必要です。

①むし歯・歯周病

かみ合わせが悪いと、食べかすやプラークがたまりやすくなり、むし歯や歯周病の原因となります。

②食いしばり・歯ぎしり

きれいに噛み合ってないため、しっかり噛むために力が入ってしまったり、無意識のうちに歯ぎしりなどをしてしまいます。

③胃腸への影響

しっかり噛めないまま飲み込むことになり、胃腸などの消化器官に負担をかけてしまいます。

④頭痛・めまい・目の疲れ

かみ合わせが悪いと、あごを支える筋肉にストレスが生じ、頭部全体に影響を及ぼします。

⑤肩こり・腰痛・背中の痛み

頭部がバランスを崩すと、関連して首、肩、腰、全身へと影響が及びます。

⑥精神不安定・不定愁訴

かみ合わせが悪いと肉体的な影響だけでなく、さまざまな理由で精神面にも影響を及ぼします。

Root canal treatment 根管治療

根管治療(歯の根の治療)とは

根管治療とは、血管や神経が複雑に走行している「歯髄」(歯の神経)や以前のつめもの(充填材)を除去して洗浄することで細菌を取り除き、更に形を整えて再度充填材で密封させる治療法のことです。歯の中が虫歯菌などに侵され放っておくと、重症化する場合があります。

また、痛みなく進行し気付いた時は抜歯しか選択肢がないという時もあります。その様な事態にならないようにしっかりとした根管治療を受ける必要があります。歯の中は「根管」と呼ばれる管状になっており、根管治療では、この中をきれいにしていきます。

しかし、根管はわずか数ミリしかなく、しかも複雑に入り組んでいます。しっかり細菌を除去し、再発しないように詰めるには根管の状態によって治療に回数が必要になることもあります。治療を行い痛みがなくなったからといって途中で治療をやめてしまうと、細菌が再び繁殖します。

歯の神経をとってしまうため痛みが出ないこともありますが、やがて歯根の先に膿がたまり、顎の骨が溶け、ひどくなると抜歯になることもあります。お時間がかかることもありますが当院では最後まで治療を受けていただける様、ご案内しております。

根管治療にはラバーダムを使用しております。ラバーダムとは治療する歯の周りに張る「薄いゴムの膜」のことです。マイクロスコープを用いて、より確実で精度の高い治療を行いますが、細菌はどんな細かな隙間からも進入し再度感染や炎症を起こさせます。

そんな危険性をより少なくするためにラバーダムを使用します。
実際の治療は以下の様に行われます。

マイクロスコープによる治療

驚かれるかもしれませんが、従来の根管治療において歯科医師は歯根の内部が「見えない」ため、見えない部分を「手探りによるカン」で除去しておりました。そこで、当院では、より精密な治療をおこなうために、マイクロスコープ(歯科用実体顕微鏡)を導入した治療を行っています。

マイクロスコープによる精密治療を行うことで最大24倍程度に拡大して見ることができ、肉眼では見えない部分まで拡大して確認できるため、正確な診査・診断ができ、歯質の除去を最小限にとどめながら精密な治療ができます。

歯の根の問題で何度も根管治療をやり直した経験をお持ちの方は多いと思われます。また、最終的に抜歯を余儀なくされる場合も少なくありません。そこで、歯を大切に保存する為にも歯の神経の治療、根管治療が必要な場合はマイクロスコープを使った精密根管治療により原因となる感染物質を可及的に取り除き治療の確実性、成績の向上を図れます。

パソコンモニターでご自身の根の中の様子を確認してもらうことも可能です。

当院では、現在、マイクロスコープによる根管治療は毎週金曜日に行っております。

  • 小児歯科/矯正

    ”子ども大好き”歯科医師が診察しています。乳幼児から小中学生も楽しく治療に通ってください。

    乳歯から適切な歯ブラシの習慣や予防を行うことで、健康な永久歯を保つ口内環境にすることができます。
    矯正も「目立たない矯正」をご用意しています。

歯科医院で行う予防歯科

  • フッ素塗布
    歯科医院で行うフッ素塗布は、市販の歯磨き粉に含まれているフッ素よりも強く、歯を強化するとともに歯の再石灰化を促し、虫歯菌が酸を出しても溶けにくい歯にします。
  • シーラント
    シーラントとは、レジン等のプラスチック樹脂で奥歯の溝の部分を埋めることにより、奥歯の溝に汚れが付着するのを防ぐ虫歯予防治療です。
    奥歯は歯ブラシが届きにくく虫歯になりやすい場所のため、そこを埋めてしまうことで汚れが溜まりにくくなり、虫歯を防ぐことに繋がります。 それに加え、シーラントにはフッ素も含まれており、同時に歯質の表面を強化する効果も見込めます。
  • 定期検診
    虫歯予防では、「正しい食習慣」「歯磨き」「歯科医院への定期検診」がとても大事です。仕上げ磨きの方法、お子様自身で正しい歯磨きの仕方を身につけることが重要になります。
    また、歯科衛生士による定期的なケア、間食や甘いものを控える食習慣の見直しなども必要です。
    当院では、健康な永久歯を保つために、適切なアドバイスやケアを行っています。
  • 口腔外科

    口腔底癌、舌癌を含む口腔内の病気の検診をベテランの口腔外科専門医が担当します。
    歯茎の中に入ったり、横たわっている”難しい親知らず”も短時間(一般の1/2~1/3)での抜歯が可能で、患者さんの負担を大幅に軽減します。

048-553-2384
住所
〒361-0074埼玉県行田市旭町14-17
アクセス
秩父鉄道行田市駅 南口 徒歩10分
駐車場
13台分の駐車スペースをご用意しております。
(医院敷地内、医院近隣2か所ございます)
診療受付時間
09:00~12:30
14:30~19:00

休診日:木曜・日曜・祝日

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